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修士課程
Hiroshi Satake
機械に頼らないパッシブ設計の芯を
学びとりたいなら前研究室以外ない!
香川大学で環境に配慮したコンクリートの研究をしていまして、大学院は環境に合わせた建築や意匠も学べる研究室という観点で探していました。そんな中で前先生の「機械に頼らず自然エネルギーで住宅の温熱環境を改善する」という点にとても興味を惹かれました。
他大の研究室も合格したのですが、実際の住宅を設計から竣工まで携われるプロジェクトがあるという点で前研究室に。パッシブ設計というと庇を出したり、外構意匠でのアプローチが多いように思うのですが、前研究室では「設計支援」で工務店の方からいただいた設計プランを元にシミュレーションして、数値化して、室内環境でどこに改善の余地があるかを検討します。
まず数値ありき。数値を元に意匠を変えるのか、窓や開口部を変えるのかなどを判断します。これは他の研究室では体験できないんじゃないかな。設計支援で図面から住宅が建ち上がっていく様を一通り体験でき、シミュレーションの結果も確認することができたのでもっと大きな建物に応用したい気持ちがあります。ですので卒業後の進路としては、設計も施工もできるゼネコンがいいかな、と思っていますが進路やら日常のことから、なんでも相談できる先輩がいるので納得いくまで検討したいと思います。
佐武大くん 修士論文 「温熱環境分布の影響を考慮した開⼝部付属物の快適性分布と負荷削減効果に関する研究」 動画 梗概
Profile
佐竹 大 / Hiroshi Satake
修士課程
香川大学卒業