開口部の断熱・日射取得の扱いに関する現状と課題
YKKAP中央研究所の児島輝樹様から、開口部の断熱・日射取得性能について解説いただきました。現状の建築物省エネ法での開口部の扱いを超えて、より精緻なモデル化について提案しています。
WindEyeによる窓の熱貫流率Uw 日射熱取得率ηwの精算値算出
開口部の断熱・日射取得の性能値は、数字の出展により大きく異なります。一般的には建築研究所の公開する仕様表が用いられるのですが、開口部のサイズや開き方など詳細を考慮していないため、安全側（断熱性能が低め）に評価されます。詳細計算が可能なＷＥＢプログラムWindEyeを用いれば、詳細を反映したより実際に近い精算値を得ることが可能です。前研博士課程の岸本尚子様（YKKAP中央研究所）が、WindEyeの使い方についてレクチャーします。
