2023年度 前研究室 研究テーマ まとめPDF スライドPDF
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mae.masayuki@maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp
前真之研究室の2020年卒論ガイダンスの資料をアップしています。詳細は各テーマのページをご覧ください。
前真之研究室の2020年卒論ガイダンスの資料をアップしています。研究テーマの詳細は、テーマの各ページをご参照ください。
前真之研究室は「みんなが健康・快適に末永く暮らせる」真にサステイナブルなエコハウスにみんなが住める世界を目指して、建築の未来を研究している研究室です。本年度の卒論テーマをアップしたので、在学生の人は参考にしてください。
PDF➢卒論テーマ2017(前研)v3
快適な住環境を実現するためには、設計初期段階から温熱環境について意識しておくことが重要です。新築戸建住宅の購入者を対象に行ったアンケートやCFDシミュレーションの結果をまとめ、設計初期の打ち合わせに使用できる冊子コンテンツを作成しました。作成したコンテンツは建築知識ビルダーズ28の別冊付録としてまとめられました。
現在では、快適で省エネな性能向上リフォームを行うための研究を行っています。居ながらにしてできる窓・床下の断熱強化と合わせ、温水床暖房を組み合わせることで、新築に比べて断熱・気密性能が劣り勝ちなリフォーム住宅でも、リーズナブルな暖房コストで快適・健康な暮らしの確保を目指しています。
プロジェクトリーダー 堀内耀介
潜熱蓄熱材は古くからある技術ですが、その蓄放熱挙動は明らかになっていません。その解明のために、実験棟での実測や実験室実験、熱負荷計算をそれぞれ組み合わせて取り組んでいます。快適な室温だけでなく、PCM建材による放射環境の改善や良い光環境を確保しながらPCMに蓄熱する手法の開発など、様々な視点から快適な室内環境を目指しています。
プロジェクトリーダー 新冨凌汰
住宅の快適性や省エネルギー性能の実現には設計時の対策が重要ですが、設計時の想定が難しいことや、その重要性があまり認識されていないなどの理由から、見落とされたり期待通りの性能を得られていないことが多いのが現状です。このプロジェクトではアンケートやヒアリングなどを通して、施主や設計者の認識や実際に採用された性能について調査することで、設計時における適切な情報提供手法について検討しています。昨年度は新築戸建住宅の購入者を対象に行ったアンケート結果やCFDシミュレーションの結果をまとめ、設計初期の打ち合わせに使用できる冊子コンテンツを作成しました。
学生の人が自主開発した計算プログラム「ExTLA」は、研究室の宝物です。太陽熱や蓄熱の効果を考慮したシミュレーションプログラムを開発しています。Excelの収束計算を活用したExTLAとともに、設計者の人が使いやすいGUIをもつツールの開発も進めています。
プロジェクトリーダー 永田 卓也
住宅での消費エネルギーの3/4を占める給湯・暖冷房に太陽熱を活用し省エネルギーで快適な住環境を実現するのがこのプロジェクトの目的です。この実現のため、日本全国に実証住宅を計画し、気候分析、CFDシミュレーションや熱負荷計算、様々な環境技術を活用して、各地の工務店や設計者と設計を行いました。現在は実際に検討を行った物件の計測を通じて、空間の快適性から個々の機器性能や全体の省エネ性まで幅広い視点から分析を行っています。
OMソーラー:http://omsolar.jp/
研究紹介:WebContentsOM