プロジェクトリーダー 高瀬幸造
LCCM(Life Cycle Carbon Minus)住宅は、住宅の建設時・運用時・廃棄時においてできるだけ省CO2に取り組み、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる創エネによって、建設時から廃棄時までのCO2排出を含めた生涯でのCO2収支をマイナスにする住宅として提案されたものです。つくばの建築研究所に建設されたLCCM住宅デモンストレーション棟では、設計段階に各種部会が設けられ建設・運用・廃棄時の省CO2を検討するとともに、建設後のデモ棟で模擬居住実験を行うことで運用時のCO2排出量収支の実証評価を行いました。
[既発表論文]
高瀬幸造、中川あや、桑沢保夫、前真之、村上周三「LCCM住宅デモンストレーション棟における居住実験結果」、日本建築学会技術報告集 第19巻 第42号、pp.661-664、2013年6月