投稿者「maelab_admin」のアーカイブ

住まいの暖房計画 CFDデータ公開

エックスナレッジ ビルダーズ2017年02月号で、「心地よい住まいの暖房計画」について、外皮性能の違いによる暖房時の温度ムラについてビジュアルで表現しました。

ただこの時は隙間による漏気の差を考慮していなかったため、外皮性能の差が過少に評価されていました。今回、気密性能の違いも考慮して再計算を行ったため、だいぶ差がハッキリしました。

検討は、修士1年の中村遼君、修士2年の新冨凌汰君を中心に行ってもらいました。

FlowDesignerの設定条件および計算結果ファイルを以下にアップしました。

CFD設定条件に関するDropBoxリンク

ビュワーを使えば、FlowDesignerのライセンスがない方でもデータを自由にご覧いただけます。ぜひご覧ください。

 

建築環境エネルギー論 最終発表!

大学院の授業で、学生の人たちが世界の気候とエネルギー・建築に関するプレゼンを行ってくれました。とてもよくまとめてくれたので、各国のレポートをPDFでアップします。ぜひ見てみてあげてください!

以下をクリックすると、DropBox上のPDFをご覧いただけます!

エジプト

クアラルンプール

サンフランシスコ

ジュネーブ

ニューヨーク

バンコク

ヘルシンキ

レイキャビック

 

 

 

小原克哉さん 2014年 修士修了

Arup Hong Kong Building Sustainability Group
2014- Arup Hong Kong 勤務

現在在籍している部署では、シミュレーションからLEEDなどの環境認証まで、sustainableな建築設計を包括的にサポートする仕事をしています。

今、自分がこうして海外で働くうえで、前研究室で学んだ以下の3点に大きく助けられています。
海外の学会、workshop参加 : 日本と異なるアプローチを知り、意見交換する中で幅広い視点を持つことの重要性を感じました。また、そのための手段として言語の重要性も痛感しました。この経験が「海外で働く」という決断を後押ししてくれました。
シミュレーションから実測までの包括的な経験 : 業務上、シミュレーションをすることが多くあるのですが、シミュレーションを通してでてきた「データ」がそこに住まう人の「感覚」にどう影響するかをイメージできることが、データの解釈、設計への助言に大きく役立っています。
熱負荷計算ソフトの開発、運用 : 熱負荷計算の深い理解、プログラムの重要性を強く認識することができました。卒業後も興味を持って続けたプログラムは、社内のwebアプリケーション開発、シミュレーションの自動化など、社内における自分の差別化に大きく貢献しています。

SABED環境シミュレーション設計賞2017 作品募集

一般社団法人建築環境設計支援協会(SABED)では、昨年度より大学の教育課程において、建物内外の環境やエネルギーに配慮し、シミュレーションを活用し表現力に優れた環境建築の設計を行った方を表彰しています。

建築環境設計における環境シミュレーション自体のレベルを評価するとともに、地域の気候を丁寧に読み解き、環境シミュレーションを駆使することで生み出された今までにない新しい建築の形態・可能性が見いだされることを目的としています。

昨年度は初めての試みでしたが、学生の皆さまの素晴らしい作品が集まりました。

今年度も第2回目の環境シミュレーション設計賞を募集します。ふるってご応募ください。

詳細はこちらから。

http://www.sabed.jp/2017/04/1165.html

建築設備第二(学部)

前半は衛生設備・後半は照明電気設備を扱う講義です。

11号講義室 8:30-10:10

給排水(衛生)設備:
前半8回 (前) ~06/05
授業時の簡単な小テスト + 授業を通して質問1回マスト
後ろ2列に座っている人、遅刻した人には小テストを配布しません!
小テストは次回に返却するので、回覧から受け取ってください。

光環境:
後半4回 (平手教授) 06/12~
期末レポート・期末試験はありません