小原克哉さん 2014年 修士修了

Arup Hong Kong Building Sustainability Group
2014- Arup Hong Kong 勤務

現在在籍している部署では、シミュレーションからLEEDなどの環境認証まで、sustainableな建築設計を包括的にサポートする仕事をしています。

今、自分がこうして海外で働くうえで、前研究室で学んだ以下の3点に大きく助けられています。
海外の学会、workshop参加 : 日本と異なるアプローチを知り、意見交換する中で幅広い視点を持つことの重要性を感じました。また、そのための手段として言語の重要性も痛感しました。この経験が「海外で働く」という決断を後押ししてくれました。
シミュレーションから実測までの包括的な経験 : 業務上、シミュレーションをすることが多くあるのですが、シミュレーションを通してでてきた「データ」がそこに住まう人の「感覚」にどう影響するかをイメージできることが、データの解釈、設計への助言に大きく役立っています。
熱負荷計算ソフトの開発、運用 : 熱負荷計算の深い理解、プログラムの重要性を強く認識することができました。卒業後も興味を持って続けたプログラムは、社内のwebアプリケーション開発、シミュレーションの自動化など、社内における自分の差別化に大きく貢献しています。