各地の気候の中で、実際の建築の中で何が起きているのかを調査する「実測」は、地域の実情やニーズを理解する上で極めて重要です。

研究室では、全国で実住宅の調査を継続的に行っています。以下ではOMソーラー関係の実測調査をご説明します。

OMソーラー NEDO実証事業

全国各地の5つの新築住宅において設計段階から協力し、計測を長期にわたり行いました。

また5つの既築住宅の改修も実施しました。2017年にも新築住宅が追加されました。

OMソーラーは屋根空気熱集熱方式であり、屋根で温めた温風を床下に吹き込む方式です。

浜松の実証実験棟です。

床下空間のサーモ映像です。昼間に太陽熱で温められた温風が吹き込まれてペットボトルの水に蓄熱されます。夕方以降はこの蓄熱された熱が放熱されることで、室温を維持し暖房熱負荷を削減します。

床上空間のサーモ映像です。開口部の建具を占めて、OMの太陽熱だけで室内を暖房します。日中に太陽熱が床下に送り込まれることで、床から部屋全体を穏やかに温めます。