卒論・修士・博士の研究

前真之研究室は、長期的で広い視野をもって環境建築の技術に熱心に取り組む意思のある学生の人のため、様々な研究テーマと内部外部で指導・協力してくれる方々のネットワークを構築しています。

卒業論文

環境工学の基礎を学びつつ、修士1年・2年の先輩と一緒にそれぞれの研究テーマにしっかり取り組みます。先輩たちの研究テーマは先進的で社会的にも重要なものばかりです。大学院試験までは基礎的な勉強などの準備をすすめ、院試後は集中して実験やシミュレーション等を学ことになります。

また4年夏学期のスタジオ課題においても、環境系スタジオで環境シミュレーションに取り組んでいます。とても勉強になると思うので、受講をおすすめします。学習した設計手法は卒業設計などにも活用できます。

スタジオ課題 LinkIcon前+谷口スタジオ Facebook
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修士課程

修士課程の人たちには国内外で活躍するための「深さ」と「広さ」を身に着けてもらうため、先進的な研究テーマにじっくりと取り組んでもらうとともに、実住宅の実測や環境シミュレーションの経験も幅広く積んでもらうことにしています。実際に建設される環境建築の設計支援に取り組んでもらうこともあります。

研究プロジェクトについては、M1の人はリーダーの修士2年の人について、プロジェクトの基礎を学びます。研究室には他大学出身の人も多く在籍していますが、大概は半年程度で基礎をマスターしてもらえるようです。建築環境設計支援協会SABEDの活動にも参加してもらい、様々なシミュレーションについても習熟できます。スタジオ課題についても、学部生の時よりもさらにハイレベルな内容にチャレンジします。

M2の人はプロジェクトリーダーとして、研究プロジェクトにしっかり取り組みます。多くの先輩が素晴らしい修士論文を書いており、建築学会論文集などの査読論文にも採用されています。スタジオ課題のTAや実設計に関わることで、卒業後も活躍できるスキルと知識を得ることができるでしょう。

博士課程

博士課程の人たちは自立した研究者となれるよう、広い視野をもって社会に貢献できるテーマを選ぶことがとても大事だと考えます。研究室は様々な機関と連携し様々な研究を行っているので、多くの有益なテーマを見つけることができると思います。

その上で「実測」「実験」「シミュレーション」の3つに精通し、有用な環境制御技術や設計ツールの開発につながる研究を重視しています。大学内での空論に終わらせない、実社会に役立つ研究を重視しています。

連絡先

研究室のメンバーは環境建築を真剣に学びたい学生を歓迎します。
進学の相談は以下にご連絡ください。
返事には数日かかる場合があることご了解願います。

info@maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp
03-5841-6208