研究室のメインとする建築種類は住宅です。人の日々の生活を支える住宅は、最も身近な建築であり、かつ全体を把握するのにちょうどよいサイズと考えるからです。そして目指すのは、「幸せな生活」を「末永く」支えてくれる家づくりです。

日本の省エネのため、地球環境保護のために家を建てる人。家は一緒に暮らす家族のために建てるはずです。家族が幸せに暮らすには健康・快適が大切。温熱や空気質・光を含めた質の高い室内環境を実現する必要があります。

また大量に化石エネルギーを浪費するようでは、これから先は生活水準を維持できません。幸せな暮らしを「末永く」守っていくためには、自ずと省エネや自然エネルギー活用が不可欠となるのです。

エコハウスは世界のどこかにポツンと建っている珍しい住宅ではありません。全ての人がエコハウスに住めるようになることが一番大事です。前研では、住宅の高性能化につながる技術開発とともに、一般の設計者も活用できるデザイン手法を開発することで、エコハウスの設計の発展と普及に貢献したいと考えています。

「エコハウスのウソ 相補改訂版」日経BP